ソーシャルレンディングはオワコンと考える理由
こんにちは、すくじーたです!
過激なタイトルを付けましたが、個人的にmaneoやクラウドバンク、人気どころで言えばオーナーズブックやFundsといったソーシャルレンディングはオワコンだと考えています。
私も実際に約2年半、総額約500万円を投資した経験に基づいて、オワコンと考える理由についてご紹介したいと思います。
ソーシャルレンディングの運用実績は約500万円投資、約10万円
2018年1月にソーシャルレンディングに投資を始め、投資金額は時期によって波がありますが、総額約500万円、正確には5,257,000円を投資しました。
リターン(分配金額)は、約10万円、正確には99,249円でした。
あまり本題とは関係ありませんが、サービス別の投資金額及び分配金額は以下の通りです!
- maneo:投資金額 2,761,000円、分配金額 36,491円
- クラウドバンク:投資金額 2,246,000円、分配金額 56,410円
※2020年6月に最後の償還88円が到来して、クラウドバンクへの投資は終了予定
- オーナーズブック:投資金額 250,000円、分配金額 6,348円
ソーシャルレンディングがオワコンと考える理由は3つ
ソーシャルレンディングがオワコンであると考える理由は3つあります。
リターンが小さい
計算しやすくキリのいい数字にすると、2年間、500万円投資して10万円のリターンでした。
つまり年間の利回りが1%ということ。
もちろん2年間の内、投資してもいい案件がなかったり、人気がありすぎて投資できなかった案件もあったので、投資していなかった時期もありますが、実績としては1年間で5万円しか増えていない、ということです。
もちろん銀行の定期預金と比較すればリターンは多いですが、リスクに見合うリターンがなかった、と感じています。
実際、maneoでは多くの延滞案件が発生しており、リスクも相応にあるのに、、、という印象が強いです。
資金が長期間固定されてしまう
もちろん案件によりますが、最短で1ヵ月ですが、2年以上の案件も多く存在します。
僕はリスクの観点から、1年超の案件は避けてきましたが、それでも1年前後、資金は引き出せず、固定されてしまいます。
コロナショックなどの有事の際に、現金が必要になったとしてもすぐに現金化できない、というリスクが高い一方、上述のリターンが小さく、ソーシャルレンディングはイマイチだなーと感じました。
0か100か
ソーシャルレンディングは、融資です。
融資先が債務不履行、つまり返済できなくなった場合、貸し手である我々の元本さえも返済されない可能性があります。
もちろん投資した全額ではなく、一部の返済がされる可能性がありますが、投資した我々ができることは何もなく、ただ運営企業の報告を待つだけになってしまいます。
投資する金額は多い(リターンが小さいので、リターンを求めると投資金額も多くなる)一方、リターンも小さく、資金も固定され、投資元本さえも返ってこないリスクがある、という点で、ソーシャルレンディングはミドルリスクローリターンだなー、と感じました。
ソーシャルレンディングをするならトラリピの方がいい
ソーシャルレンディング、トラリピ、株式投資を経験してきた現時点の結論としては、圧倒的にトラリピの方が優秀だと思います。
理由は以下の3点です。
- リスクコントロールが可能(ロスカットをどのように設定するか)
- 利回りが高い(将来的にはわかりませんが、現時点の実績で見るとトラリピの方が利回りが高い)
- 流動性が高い(評価損が出ていれば、元本が毀損する可能性がありますが、本当に必要になったときに現金化が可能)
投資はご自身で決断する必要がありますが、参考になれば嬉しいです!